Member Interview - メンバーインタビュー

「仕事って愛なんだよね」15年越しに実感した真実

松本 裕代(Hiroyo Matsumoto)
NODE コンサルタント

NODEにはさまざまな社会経験を持つメンバーがいます。コンサルタント、ネイリスト、舞台役者、企業研修講師を経て、NODEに入社した松本 裕代。「エンタメの力を信じている」と語る彼女に、NODEに入社した経緯、事務局を務める『Well-living Lab(ウェルリビングラボ)』への思い、自身の大切にしていることについて聞きました。

幸せと経済合理性、ともに実現する道を求めて

Q NODEに入社したきっかけを教えてください。

新卒で最初に入ったコンサルティング会社で、NODE代表の金さんと隣の席だったんです。とはいえ、同じチームでも一緒の案件は担当していないという程度の関わり合いで。当時はデスクに座って作業しているとひたすら話し掛けられて、金さんは雑談しながら仕事を終えているのに、私は丸ごと仕事が残っているという関係でした(笑)。そんな金さんから、十何年振りに突然連絡が来たのがきっかけです。

Q 入社するまではどんなお仕事をされていたのですか?

最初のコンサルティング会社は4年弱。それから自宅でネイルサロンを開き、企業研修講師を15年、舞台役者といろいろな仕事をしていました。舞台やお笑い好きが高じて、お世話になっていた会社から「ニコ生に出てみない?」と言われたことから、YouTuberもどきをやっていたことも。私が地下芸人さんなど面白いと思った芸人さんをYouTubeで発信しているのを金さんが観ていたらしく、「ちょっと一緒にやってほしい」と声が掛かりました。今、20年ぶりに“会社員”という立場で奮闘しています。

Q 入社するという決断をした理由は?

2つのことをお願いできないか、と言われました。1つはNODEの本業である企業コンサル、もう1つは「Well-living Labを立ち上げたい」と。Well-living Labは、誰かが幸せになるために、もっと良い社会をつくるために、小さくとも思いを持ったプロジェクトを立ち上げ、同じ目標を持つ仲間を集めながら育てていく場づくりの取り組みです。そのお誘いには「私にできるかどうかわからない」と答えました。だけど、今までずっと頭で考えていたことと同じ言葉が金さんから出て、ピンと来て。

Q その言葉とは?

エンタメの世界にいてずっと思っていたのは、面白いことをやっていてもお金にならない。私、ミュージカル『レ・ミゼラブル』を100回ぐらい観ていますが、チケットが一瞬で売り切れる興行と、チケットが売れなくて貧乏な劇団との違いが本当に知りたかった。人のつながりを上手に使って集客戦略を立てないといけない、ということはわかっていたけれど、私にはそれができなかった。「みんなで楽しくなりたい」「大勢の人が幸せになる方向に動くっていいな」、当時は必死だったはずですが、何かの覚悟も足りなかったのかもしれません。結局自分だけが楽しいままで20年が過ぎて。なんと一人の力は小さいのだろう、一人で出来ることって思った以上に限られているな、とちょっとした苦悩も味わっていました。
そんなとき、金さんに「Well-living Labでは志があって動いている実践者を支援したい。だけど活動を持続するためにはお金にならないと駄目だ。お金になるとは、評価を受けること。経済合理性も実現していく」と言われて。私がずっと頭の中で考えていたことを指摘されたようで驚いたんです。

なぜ働くの?幸せって何?を問いかける

Q 入社して、今はどんなお仕事を担当していますか?

前職の仕事が残っていたので最初は副業社員という形で関わり始めて、半年経って正式に入社しました。まずは、Well-living Lab立ち上げのサポートをしながら、コンサルとしては嗜好品メーカーのプロジェクトでディスカッションに参加したり、スポーツチームの立ち上げ提案支援をしたり、保険会社がリリースするアプリのLP(ランディングページ)を制作したり。今はある小売企業の担当になり、新業態オープン支援をしています。コンサルワークだけでなく、マーケティングや協力会社との交渉など関わる範囲が広く、すべてが勉強の日々です。

Q Well-living Labでは何をされているのでしょうか?

例えばラボでは今、「あじつぎ(味継)」という新しいプロジェクトが立ち上がっています。美味しいのに、顧客に愛されているのに、継ぐ人がいないという理由で店をたたんでしまう魅力的な飲食店って日本全国にたくさんあるんです。田舎で老夫婦がやっている小さな干物屋とかを思い浮かべていただけるとイメージしやすいかもしれません。そんな中小企業と事業を継ぎたい人とをつなぎ合わせて、ノウハウや金銭的な支援もしつつ、絶やしてはいけない食文化を未来へ受け継いでいく。私はそのようなWell-livingなプロジェクトのコーディネーターや、ラボ自体の広報担当として関わっています。

Q Well-living Labとは?

人の幸せのために、必死でもがいて、考えて、動いて、隣にいる誰かに助けを求めて、知恵を出し合って、何かを創り上げて、誰かの幸せを感じながら、また別の誰かのために動き続ける。そんな活動を応援しようとしているのが、「Well-living Lab」です。
経済偏重・競争の時代から巡りめぐって、今一度、人のあるべき姿を当たり前に体現しようとしている実験場ですかね。なんで働くの?幸せって何?の問いかけに答えてくれる場だと思っています。

この場所でずっと、しんどい思いをしていたい

Q 入社してみて、NODEはどんな会社でしたか?

NODEの社員や関わっている人たちは、対象に対して本当に誠実で愛がある。すごく広く深く見て、自分のこととして考える。そして、しつこいくらい考えます。私が今まで飢えていたのは、これだったんだと思いました。みんなどこかで手を抜く、噓をつく、他人ごとのような顔をする、それが嫌で。でも、NODEはそうじゃない。この環境で働くのは大変だけどとても面白い。今まで目を背けていた企業という社会を見なくてはいけないのも、今の私にとっては面白いです。

Q やりたいことをお金につなげられるようになりそうですか?

そのヒントがNODEにはたくさん落ちています。お金のために働きたいわけではない。だけど、お金にならないと先に進めないと分かりました。評価と賛同で、人がつながっていく。そこをWell-living Labで、考えて、考えて、作りだしていきたいです。
そもそも私がエンターテインメント、舞台やお笑いが好きなのは、その日どんなに嫌なことがあっても、たとえば遅刻して開始に間に合わないって慌てて入っても、終わった瞬間には大きな拍手の鳴る空間に包まれること。それはすごいことだと思うんです。その拍手と、Well-living Labが目指すもの、NODEの仕事の先にあるものは近い気がしています。

Q 仕事で大切にしていることを教えてください。

研修講師をしていたときにホワイトボードにでっかく「愛」と書いて、「仕事って愛なんだよね」と話したことがあるんです。愛は何かを与えることではなく、対象のことをめちゃくちゃ見て、自分に何ができるかとことん考えること。面白く書いた言葉だったけど、やっぱりあれは当たっていたよね、と今ここに来て思います。

松本 裕代(Hiroyo Matsumoto)

1977年、埼玉県生まれ。東京理科大学 理工学部 応用生物科学科卒。コンサルティング会社、ネイリスト、企業研修講師、舞台役者、Youtuber…とさまざまな仕事に携わる。深夜のAMラジオと車が好き。愛車はRX-7。好きなテレビ番組はこの秋まで放映していた『笑わない数学』。

取材・文/竹本紗梨 写真/雨森希紀 ヘアメイク/大波苑佳 編集/丸山央里絵(Funday)

| 活躍するメンバー

企業変革のために、人の「NODE」をつなぐ流儀
金 均

代表取締役

諦めず、泥臭く。クライアントとユーザーの幸せを求めて
合田 未怜

ディレクター

約束以上の成果を。もがいて見つけた一つの答え
豊永 泰士

ディレクター

ミッドライフクライシスに葛藤しつつ、価値創出に力を尽くす
細井 睦弘

コンサルタント

立場を越えたアイデアで、顧客を幸せにするサービスを
伊藤 英里

コンサルタント

話術が得意の営業から、飛び込んだコンサル道
栗原 賢

コンサルタント

高い視座と深い思考力、自分の強みを求めて
伊藤 翔一郎

コンサルタント

未体験の挑戦を続けて、自己の可能性を広げていく
森 ゆき

ウェブディレクター

物事の本質を見つめ、良い社会を作っていく
谷相 圭一

コンサルタント

コンサルの世界で、見習いからコンサートマスターへ
山内 健太郎

コンサルタント

立ち止まらず手を動かし続け、前へ進んでいく
田中 駿祐

コンサルタント

NODEコミュニティという面白い船に乗っていたい
林 賢介

セールス統括・ディレクター

プロジェクトのディレクターとして喜ばれる仕事をしたい
相澤 孝彦

コンサルタント

個のユニークさを接点につながり、創造する
丸山 央里絵

プロデューサー

情報、人、会社、そして歴史をつなぐ観察眼
相澤 利彦

顧問・イノベーションプロデューサー

人に価値をもたらす最後の一手はカルチャーを生み出す力
竹内 崇也

エグゼクティブディレクター

複業を楽しくするニュートラルな選択
堀込 泰三

客員ディレクター

人と環境の間に生まれる意味を、コミュニティにつなぐ
前田 俊幸

コンサルタント

サービスの価値を最大化する、設計と一次情報の価値
安達 淳

コンサルタント

ルールの最小化で創造性を導く、インフラ構築を
西澤 篤央

コンサルタント

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