Member Interview - メンバーインタビュー

必要とされる人になる。インターン生の夢と力

相澤 孝彦(Aizawa Takahiko)・河崎 眞理子(Mariko Kawasaki)・佐野 花(Sano Hana)
NODE アソシエイト

ピラミッド型の組織からコミュニティ型の組織へ。NODEが実現するクライアント企業とのワークスタイルは、社内でまず実践するフラットな関係性に支えられています。日々、全力で仕事に向かう社内メンバー自身も、担当を超えて支え合い、ともに顧客が幸せを感じられる新サービスの創造を目指しているからです。
そんなメンバーの働く姿を見て、若い人材がすくすく育っています。インターン生の(向かって左から)河崎眞理子、佐野 花、相澤孝彦の3人に話を聞きます。

初めて実戦の場に立つ若者たち

Q NODEではどんな仕事をしていますか?

佐野 私はIoTデバイスを導入するために必要なコンテンツや、クライアント企業にとって他社製品に代わる新サービスの開発を進めるプロジェクトに参加しています。
あとは財務にも関わらせてもらえるようになりました。簿記を少し勉強しただけなんですが、財務を希望したら叶えてくれて、たくさん助けていただきながら探りさぐり働いています。

河崎 自分はクライアント企業の新プロジェクトに必要なアプリのプロトタイプをつくっています。どんな画面にすることでアプリの目的に見合うか、ユーザーが難なくアプリを使えるかを考えてプロトタイプを作っています。

相澤 ぼくの場合は最近、技術を駆使して可視化会議室をつくるというプロジェクトに入れてもらっています。いざ新サービスが出た際に、どんな立場の人たちが利用してくれるのか、ホテルや旅館に調査をするためのアポイントメントリストを作成することもしていますね。

Q 入ってどれくらい経ちましたか?

佐野 2ヶ月です。もともと大学で航空宇宙工学を学んでいた時に、研究者という立場に疑問を感じるようになっていったんです。その最中、コロナウイルスが広まって、社会に目を向ける機会が増えました。研究ばかりしていたんですが、それじゃ世界をつかめない、もっと社会を知りたいと思っていて、インターンを探したところ、NODEを見つけました。いくつも見た中でNODEの企業紹介には「企業の顧客体験価値改革を実践している」という意味のことがはっきり書かれていて、これだなって思ったんです。

河崎 自分も2ヶ月です。1年以上インターン先を探していました。なかなか受けたい企業が見つからない時に、人と人の関わりを大事にしているNODEを知って、やってみたいと思ったんです。NODEメンバーのインタビューを読んでいると、いろんなバックグラウンドを持っている人がいて、そんな中で働けたら刺激をもらえるかなと思いました。
自分は友達と一緒にブランドを立ち上げようとしているので、個性豊かな人たちとのネットワークを築くことができたら、将来の役に立つかもしれないとも思っています。

相澤 ぼくは1ヶ月ですね。父の紹介で入りました。
実は就職活動をした時期があって、大手メーカーの最終面接まで進んだんですね。その面接で、大学の時に学んだビッグデータを活用したいという話をしたら「お金もかかるし、面倒だ」と答えられてしまったんです。せっかく顧客データをたくさん集めている企業だったので、価値を出すことができるはずなのに、仕事で成果を出すよりもコストを優先するのかってことに不安になったのと、ビッグデータをネガキャンされてしまったことに少し反感を持って(笑)。別の仕事をしたほうがいいと思った時に、父がしているコンサルタント業に興味を持って、NODEを紹介してもらいました。

日常の景色が変化する、特別な体験

Q NODEに入った今はどんな体験をできていますか?

佐野 もう毎日が戦い(笑)。帰りの電車で思うことが多すぎて、これまで乗っていた電車の景色と違って見えます。わたしは理系で、鳥人間コンテストにも参加したことがあるので、ものづくりの楽しさっていうのは知っているんですけど、ここではただつくるんじゃなくて、論理的に段階を組んでつくっていく解像度の高さを感じました。
あとはSlackで日常での気づきを共有しあっているんですが、みなさんが気づくことにも学びがあります。例えば、脱毛の広告一つを取っても以前なら「彼にいい肌を見せよう」ってメッセージだったのが今は、「誰に見せなくてもいい。わたしは美しくありたい」っていう内容に変わっただとか。自分だったら気づかないで通り過ぎていたものを知ることができて、日常生活にヒントがあることがわかりました。

河崎 自分の場合はこれまでなら逃げ出しちゃっていたような状況でも、会社に入ったことでちゃんと向き合わなきゃいけないと思えるようになりました。自分の考えをどう伝えるか、根拠や理由を揃えて、伝えることを心がけるようになりました。
それに、友達と立ち上げようとしている、LGBTの人を中心にいろんな方々へ「自分らしく生きていい」ってメッセージを伝えようとしているブランドのためにも、いいネットワークが築けていっている実感があるんです。NODEの方々にブランドの話をすると、みなさん、いろんな人や情報を教えてくれるんですよ。

相澤 ぼくの場合は少し変わっていて、はじめて出勤した日にパソコンの設定をしたんですが、終わったら帰るかと思っているところに、「じゃあ、このプロジェクトの資料をつくってみて」って言われて(笑)。その時以来、インターン生をインターン生っていう扱いにしないで、メンバーの一人として接してくれるんだなって思っています。いきなり第一線に混ざるのでビビりましたけど、背中を押してくれる感じが嬉しかったです。

Q メンバーの一人として働くことは負荷が高いとも思いませんか?

相澤 求められるレベルが高いって意味だと、そうですね。アウトプットが出せない自分にイライラしちゃうんですよ。顧客調査でインタビューしても、いいインプットが得られたのにそれをアウトプットに活かすところがまだできていません。悔しいよね?

佐野 めちゃめちゃ悔しい! 先輩たちから「じゃあ、こういう感じで資料をつくってみて?」って渡されたものを見て、これ以上のものにどうやったらできるんだろうって思います。それでも自分でやってみると、私がどんな風に考えて資料をつくったのか解きほぐしてくれながら、どこをどう変えていったらもっと良くなるのかを教えてくれるんです。負荷が高い分、次に進むための階段を用意してくれているんですよね。

河崎 自分がアプリのプロトタイプをつくることになった時も、最初はサポート役だと思っていたんです。丸々つくるようなものだと思わなかったので、「そんなに求めてくれるんだ」って。「やばい!」と思いました(笑)。自分の意見を求めてくれることに驚きましたけど、面白さを感じています。ダメなら「ダメ」、いいなら「いいね!」と正直に言ってもらえることで、より作業に燃えます。改善策を考えて、もっと良い提案をすることがチャレンジングに思うと同時に、やりがいに感じます。

タスクを通じて実感する成長

Q 3人とも成長したい気持ちが強いですね。なぜですか?

佐野 私はもともと信念として、「誰かができることは自分にもできる」って思うようにしていて、もしもできない時は、その誰かと同じかそれ以上の努力をするのが当たり前だと思っています。できないって諦めることは絶対したくないんです。ずっと劣等感と戦ってきた人生で、誰かができたことをできるようになることで自己肯定感を得たいんだと思います。その上で周りから評価されたいって気持ちが強いんです。周りの支えがあるから伸び代を感じていられるし、評価してもらって、期待をかけてもらえるから次の仕事があるんだって感じています。

河崎 自分の場合は大学受験も推薦で受けていて、努力する機会が少なかったなと思っています。チャレンジから逃げちゃってきたから、このまま社会人になると底辺の底辺になっちゃいそうで怖い。NODEの中で必要とされる人になりたいから踏ん張れるんだと思います。だから、新しいタスクをもらえる度に、NODEに頑張っているところを評価してもらえたんだって思える。言葉だけじゃなくて、タスクで伝えてもらえていることが成長していけている証明かなって。私にとってNODEは新たな分岐点だと思っていて、ここでの自分の頑張り次第で、今後の成長につながると感じています。

相澤 もちろん、ぼくも期待に応えたいって思っています。ただ、すごく単純に言ってしまうと、お金持ちになりたいから成長したいって思うんです。仕事で結果を残さないと、そうなれないじゃないですか。結果を残せば、次の仕事を振ってもらえて、評価が上がっていけばお金がもらえます。そんな風に自分の将来の目標に向かって近づいていきたいと思っているんです。

Q 最後に3人にとってNODEはどんなところですか? そして、これからの目標は?

相澤 難しい質問ですね……。まとまっていないかもしれないんですが、自分を成長させてくれる場所であり、メンバーの一人として認めてくれる場所であり、そんな自分を誇らしく思えたり、認めてもらえて嬉しいって思えたりする場所だって思います。だから、もっとクリエイティブな意見や仮説を立てられるようになって、貢献できる自分になっていきたいです。

河崎 自分にとっては戦場というか(笑)。毎日、自分の未熟さを痛感させられる場所であり、毎日自分と向き合って成長に変えていける場所です。ここにきて新しく気づいたこともあるんです。NODEに入るまでは、コンサルの職種しか興味がないと思っていたんですけど、アプリの開発を任せてもらったことで、UXデザイナーという職種を選ぶのもいいのかもしれないって選択肢が増えました。
友達と立ち上げるブランドが軌道に乗るまでは時間がかかると思うので、それと並行して働いていく仕事にピッタリだなって思ったんですよ。そういうことを発見できたこの場所での経験を活かして、将来的には海外で働いていけるようになりたいです。

佐野 インターン生としてNODEメンバーの人たちを見ていたら、仕事ってこんなに全力で向き合うものなんだなって感じることが多いです。そうやって頑張れる場所がNODEだって思います。インターン生の私自身にとっては、そんな全力で向き合う人に囲まれながら、初めて経験する仕事に携わる機会を与えてもらえたり、初めてのチャレンジに失敗しても背中を押してもらえたりする、応援してもらえる場所だなと感じています。
そんな経験を活かして、私は将来、世の中に影響を与えられる人になりたいです。そして、経済的にも精神的にも不自由のない人が増える世界にしていきたいです。

相澤 孝彦(Aizawa Takahiko)
1999年、千葉県生まれ。慶應義塾大学 環境情報学部に在学中。社会人として、仕事の成果を認められる人になることが現在の目標。中学から高校まで水球部に所属しており、現在は社会人の水球チームで奮闘している。最近ハマっているのは、スニーカー集め。

佐野 花(Sano Hana)
1998年、東京都生まれ。早稲田大学 基幹理工学部 機械科学航空宇宙学科に在学中。将来はビジネスの戦場に立って、自分なりのやり方で多くの人にハピネスを届けていきたい。お笑い・SF映画・プラネタリウムの鑑賞、ダンス、そして、たくさん寝ることが好き。

河崎 眞理子(Mariko Kawasaki)
1999年、東京都生まれ。東京、台湾、上海育ち。国際基督教大学 教養学部に在学中。今後の目標は、自分なりに考えて、求められる一歩先の完成度でタスクをこなせるようになること。趣味はフットサル、お菓子作り、ミニマリストを目指しての部屋の整理整頓。

取材・文/新井作文店 写真/雨森希紀 デザイン/吉川 渉 編集/丸山央里絵(Funday)
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